東京事変 / 椎名林檎 / Ringo Shiina / 100JBand.com
東京事変(とうきょうじへん、英表記:Tokyo Incidents, Incidents Tokyo)は、椎名林檎を中心に結成された、日本の5人組バンドである。所属レコード会社はEMIミュージック・ジャパン/Virgin Music。
椎名林檎(シーナ リンゴ) - Vox担当。
亀田誠治(カメダ セーヂ) - Bass担当。
刄田綴色(ハタ トシキ) - Drums担当。
浮雲(ウキグモ) - guitar担当。
伊澤一葉(イザワ イチヨウ) - key担当。
- 2004年5月31日、バンド「東京事変」として活動していくことを宣言、同7月24日には「0724YAMABIKARI」にて、ファンの前に初御目見えした。その後、フジ・ロック・フェスティバルを含むいくつかのライブ参加を経て、同9月8日にシングル「群青日和」でメジャーデビューを果たす。続いて10月にはセカンド・シングル「遭難」、11月にはファースト・アルバム『教育』、12月にはミュージック・ビデオ集「tokyo incidents vol.1」を、四ヵ月連続でリリースした。
- 2005年には、初めてのライブツアー「東京事変 live tour 2005 “dynamite!”」を開催。 だが、その年の7月1日、H是都M(エイチ ゼット エム)と晝海幹音(現・ヒラマミキオ)の二人が、それぞれの活動のためにバンドを離れることを発表[4]。なお、この2人の脱退はツアーが始まる前には既に決定していたという。以後、それまでのメンバーで活動した時期は「第1期(東京事変)」、それ以降の時期は「第2期(東京事変)」と呼ばれるようになった。
- サード・シングル「修羅場」とセカンド・アルバム『大人(アダルト)』の製作に合わせ、伊澤一葉と浮雲の2名がバンドに参加[4]。この2人が加わったことにより、現在のラインナップとなった。また、シンボルマークが折り鶴から孔雀になった。
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1997年は「Don't you see!」と「永遠」が、1998年には「運命のルーレット廻して」がオリコン1位を獲得する。1997年から1998年の間には全9枚のシングルを発売し、常にオリコン最高3位以内はキープしていた。アルバムもシングル同様にオリコン1位を獲得し、1997年に発売されたセレクションアルバム『東京事変 BLEND 〜SUN&STONE〜』は200万枚を突破する大ヒットとなった
- 8thアルバム『永遠』は初登場1位を獲得しミリオンセラーとなり、その直後に初のベストアルバム『東京事変 BEST The Single Collection 〜軌跡〜』『東京事変 BEST 〜Request Memorial〜』を発売。オリコン集計で売上合計500万枚以上を記録し、オリコンの年間アーティストトータルセールス2位を獲得。
- 2006年10月25日に、15周年記念のベストアルバム『Golden Best 〜15th Anniversary〜』、活動15年間のPVを集めたDVD『東京事変 Le Portfolio 1991-2006』、それまでに発表された椎名林檎のCDジャケットを集めた写真集を同時発売。オリコンアルバムチャート・DVDチャート(総合・音楽)共に初登場1位を獲得し二冠を達成した。
- 2006年1月25日に発売されたアルバム『大人(アダルト)』は、バンドとして初のオリコンチャート第1位獲得を果たした[6]。また、2月には日本武道館と大阪城ホールにて新メンバーの顔見世ライブ「DOMESTIC! Virgin LINE」、4月からは全国17都市でニュー・アルバムをひっさげての約二ヵ月にわたるライブツアー「"DOMESTIC!" Just can't help it.」を立て続けに開催。同年末には、COUNTDOWN JAPAN 06/07(12月30日:幕張、12月31日:大阪)にも出演した。
- 2007年7月11日には4枚目のシングル「OSCA」、8月22日には5枚目のシングル「キラーチューン」を発売。9月26日には、3作目のアルバム『娯楽(バラエティ)』をリリースした。10月18日からは、アルバムからの楽曲をフィーチャーした、全国7都市でのライブハウス・ツアー「東京事変 live tour 2007 Spa & Treatment」が実施された[7]。なお、椎名は前作『大人(アダルト)』の発売インタビューの際の「(今後について)自分は曲を書かず、作詞と歌のプレイだけに関わったアルバムを作ってみたい」といった発言のとおり、「OSCA」、「キラーチューン」、『娯楽(バラエティ)』では作詞と歌唱のみを担当した。11月21日には、「東京事変 live tour 2007 Spa & Treatment」で披露された新曲『閃光少女』が、DVDで発売された。
- 12月2日に6作目のシングル「能動的三分間」をリリース。自身初のオリコンシングルチャート初登場1位を獲得した。同楽曲は江崎グリコ「ウォータリング キスミントガム」のCMソングに起用され、そのイメージキャラクターに椎名が起用された(また、同CMのナレーションは浮雲が担当している)。椎名がCMに出演するのは初めてのことであった。
- Youtube.com : 東京事変 女の子は誰でも
- 2010年2月24日には待望の4作目となるアルバム『スポーツ』がリリースされ、アルバムでは『大人(アダルト)』以来のオリコンチャート1位を獲得した。同年3月からは全国ツアー「東京事変 live tour 2010 ウルトラC」が行われた。
- 7月21日よりテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「熱海の捜査官」主題歌の「天国へようこそ」が、28日には「ウォータリング キスミント」CMソングに起用された「ドーパミント!」が配信限定でリリースされた。
- 7作目のシングル「空が鳴っている/女の子は誰でも」は5月11日にリリースされた。6月29日には5作目のアルバム『大発見』をリリース予定。また、9月からは全国ツアー「東京事変 Live Tour 2011 Discovery」が開催される予定。
- 東京メトロCMソングとしてOAされている東京事変の新曲「新しい文明開化」。アルバム『大発見』にも収録されるこの楽曲の着うた(R)が、本日5月20日よりレコチョク、モバえみ、SR猫柳本線ポケットほか主要配信サイトにて順次先行配信スタートしました。
- また、6月29日にリリースされる東京事変の5thアルバム『大発見』は、文字通り「大発見」を制作コンセプトに未開の扉が次々と開かれるような新作となっている模様。CMタイアップ曲「空が鳴っている」「女の子は誰でも」「新しい文明開化」、昨年配信のみでリリースした「天国へようこそ」「ドーパミント!」の新録バージョンを含む全13曲収録予定。
- 東京事変 日本語公式ホームページ
- 東京事変 レーベルページ
2011年5月20日作成 2014年7月12日更新
Youtube : 椎名林檎 Ringo Shiina 東京事変
- 新しい文明開化(一部)/東京事変 1 ☆☆☆
- (1st Single) 東京事変 群青日和 ☆☆☆☆☆
- (2nd Single) 東京事変 遭難 ☆☆☆☆☆
- (3rd Single) 東京事変 修羅場 ☆☆☆
- (4th Single) 東京事変 OSCA - dance chapter ☆☆☆
- (4th Single) 東京事変 OSCA - band chapter ☆☆☆
- (4th Single) 東京事変 OSCA - dance chapter Low voice ☆☆☆
- (5th Single) 東京事変 キラーチューン ☆☆☆☆☆
- (6th Single) 東京事変 能動的三分間 ☆☆☆
- (7th Single) 東京事変 空が鳴ってる ☆☆☆
- (7th Single) 東京事変 女の子は誰でも ☆☆☆
- いいなCM グリコ 椎名林檎 「インザウォーター」篇 ☆☆☆
- いいなCM グリコ ウォーターリングキスミントガム 椎名林檎 ☆☆☆
- [HD] MAQuillAGE TV-CM 30秒ver. ☆☆☆
東京事変 : おすすめのアルバム
東京事変 5th Alubum : 大発見 (2011)

東京事変 4th Alubum : スポーツ (2010)

約2 年ぶりに4 枚目となるアルバム制作のプロダクトをスタートさせた東京事変。 その中から先行リリースしたニューシングル『能動的三分間』がシングルチャート初登場1 位を獲得。 期待の高さがうかがえる大反響をみせた。既にオンエア中の椎名林檎初出演CM も話題沸騰と、新たな動向が注目される中、 遂に待望のニューアルバムを2010 年2 月24 日にリリース! 東京事変4 枚目となるニューアルバムのタイトルは『スポーツ』! “スポーツ”というコンセプトのもと各メンバーが楽曲を持ち寄り、これまで以上にメンバーの個性が競技の如く凌ぎ合い、 フィジカルに化学反応を起こした最新にして最高傑作アルバムが完成。 K 点越えの進化をみせる東京事変の新作。CMタイアップ曲「能動的三分間」「閃光少女」を含む全13曲を収録。
- 1. 生きる
- 2. 電波通信
- 3. シーズンサヨナラ
- 4. 勝ち戦
- 5. FOUL
- 6. 雨天決行
- 7. 能動的三分間
- 8. 絶体絶命
- 9. FAIR
- 10. 乗り気
- 11. スイートスポット
- 12. 閃光少女
- 13. 極まる( きまる)
東京事変 3rd Alubum : 娯楽(バラェティ) (2007)

椎名林檎という人は費用対効果にシビアなんだと思う。東京事変は「自分の歌が乗る、スリリングな娯楽音楽」だということを、このアルバムでは作曲をメンバーの浮雲や伊澤一葉に任せたことでハッキリさせた。ロックバンドであることに執着のないこのプロジェクトは、大人のポップ・ファクトリーといった趣きで、それが逆に凡百のバンド以上に際どく、鋭いロックと、時にベタなぐらいな歌謡の強さを一度に表現する。それでも、純粋すぎる不純なんて厄介なものもちゃんと言語化してくれる椎名さんのプロっぷり。痒い所を掻いてくれます。(石角友香)
- 1. ランプ
- 2. ミラーボール
- 3. 金魚の箱
- 4. 私生活
- 5. OSCA
- 6. 黒猫道
- 7. 復讐
- 8. 某都民
- 9. SSAW
- 10. 月極姫
- 11. 酒と下戸
- 12. キラーチューン
- 13. メトロ
東京事変 3rd Alubum : 娯楽(バラェティ) (2007)
東京事変 2nd Alubum : 大人(アダルト)

- 1. 秘密
- 2. 喧嘩上等
- 3. 化粧直し
- 4. スーパースター
- 5. 修羅場 adult ver.
- 6. 雪国
- 7. 歌舞伎
- 8. ブラックアウト
- 9. 黄昏泣き
- 10. 透明人間
- 11. 手紙
東京事変 1st Alubum : 教育 (2004)

椎名林檎の新バンド、東京事変の1stアルバム。先行シングルとなった「群青日和」「遭難」を収録した全12曲。彼女が強力メンバーとともにバンドという形態に見出した、新たな音楽世界が詰まっている。「CDジャーナル」
バンド全体のバランスを考える、なんて社会性はほとんど無視(しているように感じる)。とにかくそれぞれが好きな音を鳴らしまくり、そこで生まれる偶発的な興奮をざっくりと記録していく。東京事変のファースト・アルバム『教育』は、そういうアルバムである。きわめてコンセプチュアルな存在だった“自作自演歌手”椎名林檎。彼女はおそらく、そのキャリアに終止符を打つことで、音楽家としての自分を解放したかったのではないか、と本作を聴いて僕は思う。セルフ・イメージを巧みにコントロールしながら、聴衆の期待に応えることは(とりあえず)やめる。そして、まるで中学生のようにバンドで音を出すことを楽しむ。そう、このアルバムによって彼女は、生まれてはじめて、純粋に音楽と戯れているのだ。その結果として本作は、彼女のキャリアのなかでもっとも享楽的な刺激に満ちたものとなった。椎名林檎が自らの人間性を音楽のうえで表現しはじめた作品。『教育』は今後、そんなふうに記憶されるだろう。 (森朋之) --- 2004年12月号
- 1. 林檎の唄
- 2. 群青日和
- 3. 入水願い
- 4. 遭難
- 5. クロール
- 6. 現実に於て
- 7. 現実を嗤う
- 8. サービス
- 9. 駅前
- 10. 御祭騒ぎ
- 11. 母国情緒
- 12. 夢のあと
東京事変 : ウルトラC 【DVD】(2010)

椎名林檎率いる東京事変がアルバム「スポーツ」を引っ提げ行った全国ツアー「東京事変 live tour 2010 ウルトラC」の東京国際フォーラムでの公演をDVD化。「勝ち戦」「FAIR」「電波通信」「シーズンサヨナラ」「OSCA」「FOUL」ほかを収録。
- 1. 勝ち戦
- 2. FAIR
- 3. 電波通信
- 4. シーズンサヨナラ
- 5. OSCA
- 6. FOUL
- 7. ありあまる富
- 8. 生きる
- 9. 絶体絶命
- 10. 遭難
- 11. 修羅場
- 12. 能動的三分間
- 13. 我慢
- 14. スーパースター
- 15. 某都民
- 16. キラーチューン
- 17. 乗り気
- 18. 雨天決行
- 19. スイートスポット
- 20. 丸の内サディスティック
- 21. 閃光少女
- 22. 極まる